ご無沙汰しておりまふ。
社会人と1年目として働きに出ている同期のみなさん、お務めご苦労様です。
そう。同期が就職し、5年目の大学生活を過ごし始めた僕は
先月、卒業関連のイベントに参加しに、同期が旅立つ姿を見送ってきました。
「みんなえらいなあ。自分はまだ学生でいていいのだろうか。」
なんて、センチメンタルに考えたりもしました。
ただ、もうそんなことは留学に行く前の段階で決めていたことだったので
「働いてる同期はえらい。OB訪問しよう。」と心新たに
自分は「+αの1年」を充実したものにしようと思います。
はてさて、一緒に交換留学にとびだった慶応の仲間達も
早い子で、後一週間とかで留学が終わりらしいです。
僕自身の留学生活は後2ヶ月まるまる残っています。
それでも、そろそろ、日本に帰ってから残りの生活も充実させれるように、
こっちでの学びを振り返る「まとめ」の段階に突入しようかと思います。
というのも、1年余分な分、この後の半年間も充実させたいな、と。
そうすると
【+の面】成長できたんじゃないかと思うこと
【ーの面】帰ってから意識してとりくみたいこと
ってことは、意識としてもっておきたい。
ということで
それを【交換留学をして気付いた9のこと】としてまとめてみました。
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【前提】
留学当初の目的は
「アメリカ人が『こいつ図々しいな』って
思うくらいの英語でのアウトプット力を身に付ける」でした。
なぜなら、アメリカは
『相手に意見を聞かせる勢いと技術』が世界で最も秀でてる国だから。
これを成長した点の考察では重点的にみます…
【+(成長できたかなって面)】
①英語力の向上
Yes. it is. but still need improving
これは今、丁度7ヶ月目なのですが、色々思うことがあります。
それは別の記事に詳しく書くので、そちらを見てください。
でもほぼ出来ていると感じています。
当初の予定の60〜80%くらいの伸び。
後2ヶ月あるとして、
帰国後はすぐに(1)TOEFL ibtと(2)TOEICは受けようと思います。
ついつい先に延ばしそうだけど、伸ばすほどスコアが落ちるのは承知なので。
②図々しいほどのアウトプット力
これもほぼ達成してるかと。
当初の予想の80~90%くらい。
正直、最初は無理だと思った。アメリカ人体も態度もでかいし。やっぱ。
でも、例えば色々な問題を通して、ひけない場面にでくわした。
そうすると
曖昧に終わらせずに自分の意見・要望を述べ、合意をとる。
ってプロセスを当たり前のようにするようになった。
物怖じなんてない。遠慮なんてしたらズルズルやられる。
それは、まず自分の意見をしっかり伝えるってことが根底にあるし
そういうのは、友達とcommunicationとるときでさえ、大切だと思った。
サッカー部に入ったこともやっぱり大きかった。
それはアウトプットしないと生き残れない場があったという意味で。
ずっと一緒に、同じ方向をめざして集う仲間になったことで
1年しかいない日本人コーチ(見習い)にプロ志望の選手達は相談してくれた。
監督に「伝える」というアウトプットをまかされた。
英語は彼らの方ができるだろう。
でも
自分のもてる最大限の準備をしてアウトプットに取り組んだ。
図々しくも自分が出来ることをさり気なくアピールに織り交ぜた案。
今では
・チームコンセプトを明確に伝えること
・その説明のために、試合ビデオを撮ること
・それを使って必ず次の日に振り返ること
という自分の提案がチームのルーティンに組み込まれている。
今日もやった。選手も満足のミーティングだった。
自分がたてた目標を達成するための場を持てたことは本当に大きかったと思う。
③基本的な部分での成長
これはまあ自分が人より未熟だった部分が大きいけど。
いままで、すこし人より自信満々に生きてきました。
「自分はなんだってできる」と。(猪木じゃないよ)
でもそれは、支えがあって初めて成り立っているものだって気付きました。
まだ、むしろ気付けただけしかなくて
それをこれから忘れずにどうするか、ってことは胸に刻んで行動するつもりです。
これらを考えると
まあ当初の目的はある程度達成されつつあるかなと。
後二ヶ月、特に英語はブラッシュアップ頑張ります。
一方で
【ーの面(これから頑張っていこうと思ったこと)】
④英語力を持続させること
英語、特にスピーキングはすぐ落ちる。
この前1週間日本に帰って思いました。
英語を一週間話さなかっただけで、話すときに「あれ?」って戸惑う感じ。
低い声で出すのに、戸惑う感じ。
1日くらいで治ったのですが、
日本語の高いトーン出してると、英語の低いトーンが出なくなる感じ。
(自分は低い声を意識してたので特に)
だから定期的に英語を話す環境を創らないとなあ。と。
交換留学生と交流ってのは現実味がないから
やっぱり英語を使う必要がある企業で長期インターンかなと思ってますが。
何かあれば教えてください。
後、TOEFL とTOEICは受けないとなあって思います。
⑤わかりやすいアウトプット
この前日本に帰って「自分の説明って下手くそかも」って思いました。
日本語ひさしぶり、って考えたくなるくらい
「なんかダラダラしてて、結局どこがポイントなの?」って感じでした。
話の構成とかも、見えにくいし。
留学に行く前とかは、感じたこともなかったけど。
今 critical thinking というクラスをとっていて
「他人に効果的に自分の考えを伝えること」を学ぶ授業で
「人に伝えるための基礎」を学んでいる。
例えば
「not-P unless Q」は「If P then Q」とか(数学ではない)
コマーシャルで寄付を促すのはappeal to compassion だとか
当たり前のように思っていることも言語化して
それぞれの特性や差異を理解して使えるようになることで
効果的な伝達ができるね、って感じ。
そういったクラス単位でもそうだし
友達と話してても
coach K「オレは○○なんだよ〜。」
友達「だから何?」
って会話をしょっちゅうする。
くだらないことでも、多分無意識化で
「結論→理由」って会話を毎日繰り広げてるんだと思う。
そういうこともあって
自分の日本語に甘えたダラダラ話が意味プーに感じたのかも。
そこらへんは意識してなおしていきたいですね。はい。
⑥積極的なアウトプット
例えば、
誰かが話した意見に「それは違うよ」ということ。
手を挙げないと意見が言えない状況でいう手をあげること。
聞かれたり、自分から場を用意して意見はアウトプットできるようになった。
でも、即興の場で、本当の議論の場では、まだ出来てないと思う。
これは英語での話だから
日本に帰って英語でそういう環境があるかわからないけど。
だとしたら、後二ヶ月、これを頑張っていくべきなのかも。
当初の目標でもある「オレはこうしたい」は言える。
自分の益のための「図々しいアウトプット」だけでなく
お互いの益になる「積極的なアウトプット」が英語で出来ればいいな、と思う。
⑦組織をひっぱること
これは実際マネージャーをやって、ちょっと運営側をもう少しやりたいなあと。
今まで、ひっぱるのはダルいと思ってたけど、
リーダーの立場にたつと考えること、実際に行動に起こすことから
学べることが圧倒的に多いなあ、と実感。(多分どんな組織でさえ)
それをちょっと帰ってもやっていきたいなあと考え中。
⑧アウトプットを形として残すこと
5年学校にいて、色んなことを学んできて
それをなんらかの形でアウトプットは出しておきたいなあ、と企み中。
これは帰ってからどれだけ実行できるかだけど
行動力の大切さはアメリカでもっとも学んだことなので。
⑨色んな人(特に3つのカテゴリ)と話をすること
(1)【普段会えない人】に会って話を聞く機会をできるだけ創りたいなと。
学生でいれる残りの半年間は「学生です」って特権を使って。
(2) 【そんなにしっかりと話したことない人】にも
積極的にあっていきたいなと思いました。
今までは顔見知りくらいの人に会うのめんどくさかったけど。
でも団体戦苦手だから、シングルスかダブルスで。
基本5人以上は無理だわ。仲良くないと。熱出る(笑)
(3)【後輩】とも時間をつくりたいな、と。
留学行く前とか、後輩には気を使ってしまうたちだったので
遠慮がちな部分があったけど(ほんとです)
学校には基本後輩しかいないし、5年もいる分なんか還元できたらいいな、と。
もちろん自分自身未熟なところはあるけど、
例えばメディコムの入所試験も、国領研の志望理由書も、
交換留学への道も、就職活動も、大学生活それぞれの学年でどう過ごすかも、
自分はいつも先輩からいいアドバイスをもらえてきたから。
そういう点で積極的に還元していければなって思いました。
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ながくなりましたが、以上「9つの感じたこと」でした。
来週には、帰国日が決まるはずです。
帰ったら是非、カレー、中華、海鮮を食べにいきましょう。
東京ほど外食にワクワクする街はないと気付いたcoach K でした。